田町駅前治療院（鍼灸整骨院） | 日記 | 体幹のインナーマッスル②　田町駅前治療院(整骨院・鍼灸院）

こんにちは
１１月も後半になりました。
寒い日とそうでない日が続いて、今年の気候はどうしてしまったんでしょうか。  

さて、前回の更新から少し経ってしまいました。 少しおさらいしましょう。  
前回は体幹のインナーマッスル「腸腰筋」についてお話ししました。
腸腰筋は、大腰筋と腸骨筋の二つからなる筋肉です。
この二つの筋肉が、骨盤に対してそれぞれ効果を発揮します。  

ここからが本題です。 インナーが腰の痛みにどう関わっているか考えます。  
前回、お話ししたように、腸腰筋の作用は体幹の前傾(屈曲)です。
体幹を制御する大切な筋肉が腸腰筋です。

現代社会、皆さんはどのような姿勢で仕事をしていますか？生活していますか？  
イスに座って事務作業をしたり、腰をかがめたりすることは多くないでしょうか？
また、プライベートでは運動して身体をお動かしていますか？  

原因は腸腰筋の拘縮にあると思います。
拘縮とは、簡単に言うと硬くなって、本来の筋肉の収縮ができない状態を意味します。
拘縮した筋肉は、動きが鈍くなり他の筋肉にまで影響します。
アウターマッスルにまで硬さを及ぼすことになるのです。
これを筋筋膜性腰痛といいます。

固まった筋肉を動かそうとしても思い通りには動いていません。
無理くりに動かした筋肉は、筋繊維をズタボロにし、痛みの原因になります。
これが、いわゆるぎっくり腰なのだと思います。  
ではどうしたらいいのでしょうか。

同じ姿勢が続くことで拘縮は発生します。ですから、体幹を使う運動をしましょう。
また、有酸素運動を取りいれ、代謝も良くしてあげましょう。  

体幹の運動って何をしたらいいの？と、分からない人もいると思います。
インターネットや雑誌などで紹介されているもので十分だと思います。
注意してほしいのは、きちんとできるようにすることと、
自分に合った負荷を見極めることです。 無理して痛くなっては意味がありません。  

今回は割愛しますが、腸腰筋の拘縮は、股関節に対する痛みにもなりえます。
腰の痛みに悩んでいる方、股関節の痛みに悩んでいる方、気軽にご相談ください。
また、分からないことでも、ご相談にのりますので、気軽にご相談ください。  

今年もあとわずかです。 今年の痛みを来年に持ち越さないようにしましょう。      

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